YAMAHA MT-07 パフォーマンスダンパー ① 購入編

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今回は、最近巷で話題のパフォーマンスダンパーのお話です。
松本エンジニアリングデモ車両の YAMAHA MT-07には、前後Matrisサスペンション(フロントF15K・リアM46KD)を始め、アコサットブレーキ・クラッチマスターシリンダーなど様々なパーツを取り付けています。

軽量な車体に個性的な味付けのエンジンを搭載し、幅広い排気量で大人気のYAMAHA MTシリーズ。その中でもMT-09と人気を二分するMT-07は、大型バイクとしては控えめな馬力で初心者やリターンライダー〜その気になればかなり速いのでベテランライダーまで幅広い層に受け入れられています。
車両価格が安いのが大きな魅力なワケですが、しっかりにコストを抑える仕様になっているのも事実。

乗り慣れてきたら、カスタムしていくのもこのバイクの大きな楽しみ方ですね。実際、前後サスペンションをmatrisにチェンジすれば、その乗り味は一気高級バイクのようになります。価格もしますが純正サスペンションと比べて大きな変化を体感できるパーツでもあります。
それなりに走っているとフレームの弱さが気になってきますが、それを解消するために、ヨーロッパヤマハの「MOTO CAGE」というカスタム車両、その構成パーツであるロールバーフレームを取り付けているライダーもWEBの世界にはチラホラ。

 

※YAMAHA ヨーロッパ MOTO CAGE カスタム

実際、このサブフレームはかなりの剛性UP効果があるようで見た目のインパクトも相まって気になっている07乗りも多いのでは?
さて、ウチのMT-07もフレーム剛性を上げるために何か対策をと考えていたらYAMAHA PERFORMANCE DAMPERの設定にMT-07が追加されているではありませんか!

YAMAHA パフォーマンスダンパー(MT-07)
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/0/item/1WS211H00000

パフォーマンスダンパーは、簡単に言うとフレームに取り付ける車体制振ダンパー、1mm以下のストローク量でショックを吸収し車体を安定方向に働くモノのようです。フレームにステーを介して取り付ける訳ですからサブフレーム(突っ張り棒)としての役割もモチロンあるでしょうね。
メーカーリリースには「走行時の車体の変形及び振動をダンパーで吸収。ワンクラス上の上質な乗り心地を提供します。」とあります。

MOTO CAGE のサブフレームを選ばず、パフォーマンスダンパーを選んだのは、レプリカになりたい訳ではなくMT-07のネイキッド(ストリートファイター?)としての要素を大切にできるのはないか?という考えからです。それに安心の国内流通と、あと価格を比べると僅かに安いから!

購入にあたり、WEB上のレビューをいくつか読みましたが、少ないサンプルの中で賛否はあるようですね。すでにMatrisサスペンションを装着して純正とは大きく違う足回りになっていますが、その上でパフォーマンスダンパーがどのように作用するのか、とても楽しみです。

ワイズギア「パフォーマンスダンパー」は1mmに満たない微ストロークで変化が分かる!

次回はパフォーマンスダンパー装着編をUPします。

松本エンジニアリング公式ホームページ

matrisサスペンション(YAMAHA MT-07)